アブダビGP 2025:フェルスタッペン優勝、ノリスが王者に
フェルスタッペンがポールから2025年アブダビGPを制したが、ピアストリに次ぐ3位でノリスが2点差の初タイトルを獲得した。
12月7日のアブダビGPは、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンがオスカー・ピアストリに12.6秒差をつけて優勝したが、それでもタイトルには届かなかった。ランド・ノリスはヤス・マリーナで3位に入り、必要な結果を手にして、2点差でF1初のワールドチャンピオンとなった。マクラーレンのドライバーズタイトルは2008年のルイス・ハミルトン以来となる。
フェルスタッペンの勝ち方とノリスが守った3位
フェルスタッペンはスタートでトップを守った。トップ3で唯一ハードタイヤでスタートしたピアストリは、ターン9でチームメイトのアウト側から並びかけ、1周目に2番手へ浮上した。ノリスは3番手、つまり王座が決まる位置となり、その背後にはシャルル・ルクレールのフェラーリが迫っていた。
ノリスとルクレールは16周目にピットイン。ノリスは9番手で戻り、混雑の中に入った。キミ・アントネッリ、カルロス・サインツ、ランス・ストロール、リアム・ローソンをかわし、続いて角田裕毅を四輪ともコース外に出た状態で抜いた。角田は防御の際に複数回進路を変えていた。スチュワードはノリスにお咎めなしとし、角田に5秒ペナルティを科した。
フェルスタッペンは24周目にピットに入り、ハードで長い第1スティントを走るピアストリに首位を譲った。ピアストリのタイヤが落ちてくるとフェルスタッペンが追いつき、バックストレートで抜き去った。ピアストリはその後ミディアムに履き替え、24秒あった差をチェッカーまでにおよそ半分に縮めた。ルクレールは40周目に2回目のピットストップを行い、ノリスは1周後にこれに対応して、フェラーリに6.7秒差をつけてフィニッシュした。
ヤス・マリーナのチームメイト対決
マクラーレン。予選ではノリスがピアストリを0.029秒上回り、決勝ではピアストリが勝った。それぞれが手にできるものを手にした形で、ピアストリはレースの対決、ノリスは王冠を得た。F1 Duelsでの2人の2025年の対戦成績は、予選14–10、決勝12–10でノリスが上回って終わった。その差は、最終ランキングでの13点差によく似ている。
レッドブル。フェルスタッペンが今季8勝目を挙げた同じ午後、ペナルティを受けた角田はレッドブルでの最後のレースを14位で終えた。当サイトの集計では、フェルスタッペン対角田はシーズンを予選22–0、決勝20–0で終えた。鈴鹿で昇格して以来、角田の欄は空白のままだった。
フェラーリ。ハミルトンはQ1で敗退し、16番グリッドからのスタートとなった。ソフトでスタートして2ストップに切り替え、エステバン・オコンのハースのすぐ後ろの8位でフィニッシュした。5番グリッドから4位に入ったルクレールは、誰よりもノリスにプレッシャーをかけた。F1 Duelsでのハミルトン対ルクレールは、土曜が19–5、日曜が18–3でルクレールの勝ち越し。7度の王者にとって、赤いマシンでの1年目は厳しいものになった。
アストンマーティン。フェルナンド・アロンソは予選6番手から6位でフィニッシュした。ストロールは15番グリッドから10位に入り、最後の1点を獲得した。悪くない日曜日だったが、大勢は変わらない。ストロールとの対決で、アロンソは年間を予選23–0、決勝14–3で終えた。
後方では、ニコ・ヒュルケンベルグがザウバーで2ストップを選び、18番グリッドから9位まで上がった。一方、7番グリッドのガブリエル・ボルトレトは11位に後退した。20台すべてが完走扱いとなった。
タイトル争いへの影響
ノリスはフェルスタッペンに12点、ピアストリに16点の差をつけてアブダビに乗り込んだ。最終的にノリスは423点、フェルスタッペンは421点、ピアストリは410点となった。もう1つ順位を落としてルクレールの後ろになっていれば、タイトルはレッドブルに渡っていた。最終戦の全対決結果はアブダビGPの対決ページで確認できる。