オランダGP 2025:ピアストリ優勝、ノリスは終盤にマシントラブル
ピアストリがザントフォールトでポールから優勝。2番手のノリスは65周目にストップし、チームメイトとの差は34点に広がった。
オスカー・ピアストリがザントフォールトで行われたオランダGPをポールポジションから制し、マックス・フェルスタッペンに1.271秒差をつけた。マクラーレンのチームメイト、ランド・ノリスは72周中65周目にコクピット内の煙を訴えてマシンを止めた。ノリスは9周目から2番手を走っていた。3位はレーシングブルズのアイザック・ハジャーで、F1キャリア初の表彰台。レースではセーフティカーが3回出動した。
ピアストリはどう勝ったか
土曜日の時点で、マクラーレンの2人の差はほとんどなかった。ピアストリが0.012秒差でポールを獲得し、フェルスタッペンが3番手、ハジャーは今季最高の4番手。スタートでは、トップ10で唯一ソフトタイヤを履いたフェルスタッペンがノリスをアウトから抜いて2番手に上がった。ノリスがその座を取り返したのは9周目、同じくターン1のアウト側からだった。
その後、マクラーレンの2台は約3秒の間隔で周回を重ねた。23周目、ルイス・ハミルトンがバンク付きのターン3でフェラーリのリアを失い、ウォールにクラッシュ。セーフティカー中にほぼ全車がハードタイヤに交換し、マクラーレンは2台を続けてピットに入れた。続いてターン1でカルロス・サインツとリアム・ローソンが接触し、バーチャルセーフティカーが出された。2回目のセーフティカーは、キミ・アントネッリがターン3でピットを出たばかりのシャルル・ルクレールのインに飛び込み、フェラーリをバリアに押し出したことによるもの。アントネッリには10秒ペナルティが科された。
このリスタート後、ノリスは一時チームメイトの1秒以内まで迫ったが、そこまでだった。65周目に煙を報告してストップ。ピアストリはもう一度のリスタートも落ち着いてこなし、より柔らかいタイヤのフェルスタッペンを抑えて1秒余りの差で勝利した。ジョージ・ラッセルはルクレールとの接触でフロアを傷めながらも4位、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンが5位に入った。
ザントフォールトのチームメイト対決
マクラーレン。ノリスが負けた相手はチームメイトではなくマシンだが、集計に不運の欄はない。ピアストリは予選で勝ち、ノリスが止まった時点で前にいたため、F1 Duelsは両方を彼の勝ちとする。2人の直接対決は予選、決勝ともに8–7でピアストリがリードした。
レーシングブルズ。ハジャーは予選4番手、ローソンは8番手。ハジャーはその後、落ち着いたクリーンな走りで表彰台までたどり着いた。ローソンのレースはターン1で崩れた。サインツとの接触で2台ともパンクし、サインツには10秒ペナルティ、2人は12位と13位に終わった。ハジャー対ローソンは予選10–3、決勝7–3。
アストンマーティン。ランス・ストロールは予選Q1でクラッシュして19番手スタートとなったが、7位でフィニッシュし、10番手スタートのフェルナンド・アロンソを1つ上回った。我々の集計では、ストロールが今季決勝でアロンソに勝ったのはこれでまだ3度目。予選での対決は依然として14–0でアロンソが全勝している。
ハース。オリバー・ベアマンはパワーユニット交換によりピットレーンからスタートし、6位まで追い上げた。予選で彼を上回ったエステバン・オコンは10位。これでハースの対決は予選8–7でオコン、決勝7–5となった。
フェラーリの対決は、2台ともターン3のウォールに消えたため判定なし。メルセデスではアントネッリが16位に終わり、決勝でラッセルが11–0とリードを広げた。
タイトル争いへの影響
今季7勝目を挙げたピアストリは、ノリスとの差を9点から34点に広げた。ポイントは309対275。フェルスタッペンは205点で3位につけ、残りは9戦。週末のすべての判定はオランダGPの対決ページで確認できる。