マイアミGP 2025:ピアストリがノリスを下して3連勝
ピアストリがポールのフェルスタッペンを抜き、マイアミGPでノリスに4.6秒差で優勝。チームメイトとのポイント差は16点に広がった。
オスカー・ピアストリが4番グリッドからマイアミGPを制し、マクラーレンのチームメイト、ランド・ノリスに4.630秒差をつけた。グランプリ3連勝で、今季4勝目となる。メルセデスのジョージ・ラッセルは37.644秒離された3位、ポールポジションのマックス・フェルスタッペンは4位だった。マイアミ・インターナショナル・オートドロームでは18周目以降、オレンジの2台が1位と2位を走り、ほかに彼らのレースに加われる者はいなかった。
ピアストリはマイアミでどう勝ったか
予選ではフェルスタッペンがノリスを0.065秒上回ってポールを獲得し、キミ・アントネッリが3番手、ピアストリは4番手にとどまった。スタートでフェルスタッペンはターン1でロックアップし、ノリスがアウトから並びかけたが、接触の末にターン2でコースの外へはみ出し6番手まで後退した。ノリスはフェルスタッペンにコース外へ押し出されたと主張したが、スチュワードは処分を出さなかった。後方ではジャック・ドゥーハンのアルピーヌがリアム・ローソンとの接触でパンクしてストップし、3回あったバーチャルセーフティカーの1回目が出された。
リスタートでピアストリはアントネッリを抜いて2番手に上がり、その後10周にわたりレッドブルの背後についた。14周目、フェルスタッペンがターン1でブレーキングを遅らせすぎてはらみ、ピアストリが前に出た。ノリスはもっと時間がかかった。18周目にターン11でフェルスタッペンをコース外へ押し出してポジションを返し、同じ周のうちに改めて抜き直した。この時点でピアストリはすでに8秒以上先にいた。
29周目にオリバー・ベアマンのハースがメカニカルトラブルで止まり、マクラーレンはバーチャルセーフティカー中に2台を続けてピットに入れ、順位を一つも落とさなかった。ハードタイヤでスタートしたラッセルも同時にピットインし、フェルスタッペンの前でコースに戻った。ガブリエル・ボルトレートのザウバーはエンジントラブルに見舞われ、3回目のニュートラライズとなった。終盤ノリスは周回遅れの影響もあって差を4秒強まで縮めたが、仕掛けられる距離までは届かなかった。
マイアミのチームメイト対決
マクラーレン。ノリスは土曜日の勝負に勝ち、日曜日の勝負にはターン1で敗れた。チームメイトより2つ前からスタートしても、1周目ですべてが消えれば意味は薄い。残りはピアストリがノリスより4周早い、フェルスタッペンへのクリーンなオーバーテイクで片をつけた。F1 Duelsでは2人の直接対決は予選でノリスの4–2、決勝でピアストリの4–2となった。
メルセデス。アントネッリはスプリントのポールを獲得し、決勝もラッセルより2つ前の3番グリッドからスタートしたが、6位に終わった。ピットストップではピットレーンでカルロス・サインツを待たされて時間を失い、その後アレックス・アルボンに5位を奪われた。別の戦略を取ったラッセルは表彰台に上がった。我々の集計ではラッセル対アントネッリは今季の決勝で5–1となっている。
フェラーリ。ルイス・ハミルトンはQ2で敗退し、シャルル・ルクレールより4つ後ろの12番グリッドからスタートした。ルクレールのハードに対してミディアムを履いたハミルトンはチームメイトに追いつき、無線での長いやり取りの末、フェラーリはアントネッリを追わせるために順位を入れ替えた。しかし差は縮まらず、最後の数周でチームは再び順位を戻した。最終周にはサインツがハミルトンに飛び込んで接触したが、ハミルトンは8位を守った。このレースでフェラーリの対決は決勝でルクレールの5–0となった。
ウィリアムズ。アルボンは18周目にサインツ、31周目にアントネッリを抜いて5位に入った。サインツは9位で、最終周のハミルトンとの接触についてスチュワードに呼び出された。F1 Duelsでのアルボン対サインツは決勝で3–1。
タイトル争いへの影響
ピアストリは131ポイントでマイアミを後にし、115ポイントのノリスに16点差をつけた。フェルスタッペンは99ポイントで3位、ラッセルは93ポイントで4位。コンストラクターズではマクラーレンが246ポイント、メルセデスが141ポイント。週末のすべての判定はマイアミGPの対決ページで確認できる。