サンパウロGP 2024:フェルスタッペン、雨の中17番手から優勝
フェルスタッペンがウエットのサンパウロGPで17番グリッドから優勝し、オコンとガスリーが続いた。ポールのノリスは6位に終わり、差は62点に。
マックス・フェルスタッペンがインテルラゴスで行われたサンパウロGPを17番グリッドから制し、エステバン・オコンに19.477秒差をつけてチェッカーを受けた。レースはスタートからフィニッシュまでウエットコンディションだった。ピエール・ガスリーが3位に入り、アルピーヌはダブル表彰台。ポールポジションからスタートしたランド・ノリスは6位に終わり、残り3戦でフェルスタッペンに62点差をつけられてブラジルを後にした。
フェルスタッペンはどう17番手から勝ったのか
土曜日の雨で予選は日曜日の朝に延期された。フェルスタッペンはQ1でトップタイムをマークしたが、ランス・ストロールのクラッシュによる赤旗でセッションが途切れ、Q2で12番手に終わって敗退した。さらに新しい内燃エンジン投入による5グリッド降格で17番手スタートとなった。ポールはノリス、2番手はジョージ・ラッセルだった。
ストロールがフォーメーションラップでスピンし、スタートはやり直しとなり、レースは69周に短縮された。ラッセルがターン1で首位に立ち、フェルスタッペンは2周目の終わりにはすでに10番手まで浮上していた。流れが変わったのは、ニコ・ヒュルケンベルグが止まってバーチャル・セーフティカーが出た場面だ。メルセデスとマクラーレンはラッセルとノリスをピットに呼んだが、2人がピットボックスに着く前にVSCが解除された。オコン、フェルスタッペン、ガスリーはステイアウトを選んだ。
30周目にセーフティカーが出動し、フランコ・コラピントがウィリアムズでクラッシュすると赤旗中断となった。まだピットインしていなかった3台は無償でタイヤを交換でき、フェルスタッペンはノリスの14秒後方から一気に2つ前へ躍り出た。リスタート時の首位はオコン。カルロス・サインツのクラッシュ後、43周目にセーフティカーが戻ると、フェルスタッペンはターン1でインに飛び込んで首位を奪い、そのまま引き離した。6月のスペインGP以来の勝利だった。
ヒュルケンベルグはマーシャルの助けを借りてコースに復帰したため黒旗を受けた。アレックス・アルボンはスタートすらできなかった。ウィリアムズは予選でのクラッシュで壊れたマシンを修復できなかった。
インテルラゴスのチームメイト対決
アルピーヌ。オコンは2日間ともガスリーに勝った。グリッドは4番手対13番手、決勝は2位対3位。ダブル表彰台でアルピーヌはコンストラクターズ選手権9位から6位に浮上した。F1 Duelsでのガスリー対オコンは予選9–12、決勝8–9となり、オコンがどちらでもリードしている。
レッドブル。1台が17番手から勝つ一方で、もう1台は11位だった。セルジオ・ペレスは序盤にスピンし、追い上げたものの、終盤にコースをはみ出して最後の入賞枠をルイス・ハミルトンに譲った。我々の集計ではフェルスタッペン対ペレスは予選20–1、決勝18–0だ。
マクラーレン。ノリスはオスカー・ピアストリより前でフィニッシュしたが、助けがあってのこと。リアム・ローソンとの接触で10秒ペナルティを受けていたピアストリは、46周目にチームの指示でノリスを先行させた。ノリス6位、ピアストリ8位。2人の直接対決はノリスが土曜17–4、日曜14–7でリードしている。
メルセデス。2番グリッドのラッセルは序盤をリードし、赤旗の可能性に賭けてステイアウトを望んだが、チームはそれでも彼をピットに入れた。それでも4位でフィニッシュ。ハミルトンは14番手スタートで、12周目にコースオフし、マシンを運転不能だと訴えながらも10位まで挽回した。ハミルトン対ラッセルは予選5–16、決勝6–11。
タイトル争いへの影響
ノリスは土曜日のスプリントをピアストリに譲られる形で制し、差を縮めて日曜日を迎えていた。しかし62点差でブラジルを去り、残るはラスベガス、カタール、アブダビの3戦のみ。一方のフェルスタッペンはこれが今季8勝目となった。全10チームの判定はサンパウロGPの対決ページで確認できる。