アゼルバイジャンGP 2024:ピアストリがルクレールを抜き逃げ切り
ピアストリがピットストップ後にポールのルクレールから首位を奪い、最後まで抑え切った。ノリスは15番手から4位、ペレスとサインツは終盤に接触。
オスカー・ピアストリがアゼルバイジャンGPを2番グリッドから制し、バクーの市街地でシャルル・ルクレールのフェラーリに10.910秒差をつけた。ピットストップ直後にターン1で鋭いレイトブレーキングを決めて首位に立ち、残りのレースはルクレールを抑え続けた。セルジオ・ペレスとカルロス・サインツが残り2周の時点でクラッシュし、ジョージ・ラッセルがメルセデスで3位に入った。
ピアストリはいかにルクレールを破ったか
ルクレールはバクーで4年連続のポールポジションを獲得し、ピアストリに0.321秒差をつけてミディアムタイヤの第1スティントをリードした。序盤のピアストリはDRS圏内にとどまれなかったが、ピットストップを経てフェラーリの真後ろに迫った。メインストレートでDRSを開き、ターン1でインに飛び込んで抜き去った。
そこから長い戦いが始まった。ハードタイヤのルクレールは毎周1秒以内に食らいつき、何度も抜き返そうとしたが、ピアストリはそのたびにターン1のインを閉めた。最後の数周でルクレールがリアタイヤの終わりを訴え、ようやく差が開いた。ピアストリは無線で「人生で一番ストレスの多い午後」と語った。
ルクレールのタイヤが落ちたことで、ペレスとサインツが迫ってきた。ペレスはターン1でアウトから仕掛けて外に押し出され、その隙にサインツが前に出た。ペレスが再びフェラーリを攻めた50周目の始め、2台はターン3へ向かう途中で接触した。両者ともウォールに激突し、レースはバーチャル・セーフティカーのまま終了、スチュワードは審議を開始した。5番手を走っていたラッセルが表彰台の最後の一席を手にした。
フェルナンド・アロンソが6位、ウイリアムズが7位と8位を獲得し、新しいエンジンを積んでピットレーンからスタートしたルイス・ハミルトンは9位まで挽回した。
バクーのチームメイト対決
マクラーレン。ノリスは土曜日からすでに後手に回っていた。黄旗でQ1最後のアタックが台無しになり、15番手スタート。ハードタイヤで長い第1スティントを走り、ピット作業の間にペレスを抑え(ピアストリをアンダーカットから守る助けになった)、終盤にフェルスタッペンを抜いて4位に入り、ファステストラップも記録した。見事な走りだったが、週末の両方を制したのはピアストリだった。当サイトの集計では、二人の直接対決は予選13–4、決勝10–7で依然ノリスがリードしている。
レッドブル。ペレスは予選でフェルスタッペンを上回った。4番手対6番手で、F1 Duelsの集計では今季初めて土曜日にチームメイトに勝った。決勝でもサインツとの接触まではずっと前を走っていた。フェルスタッペンはバウンシング、ブレーキの弱さ、フロントのグリップ不足を訴え、勝者から77秒遅れの5位だった。それでも当サイトのモデルでは決勝はフェルスタッペンの勝ちとなり、フェルスタッペン対ペレスは予選16–1、決勝14–0となった。
ウイリアムズ。まだ2戦目のフランコ・コラピントが8番グリッドを獲得し、アレックス・アルボンを1つ上回った。アルボンはエアボックスに冷却ファンが残っていたため、Q3の2回目のアタックを失った。日曜日のアルボンはハードタイヤでスタートして7位に入り、ルーキーを後ろに抑えた。ウイリアムズは今季初のダブル入賞。アルボン対コラピントは土曜日1–1、日曜日2–0となった。
ハース。出場停止のケビン・マグヌッセンに代わって出場したオリバー・ベアマンは、予選でニコ・ヒュルケンベルグを上回り、決勝終盤には彼を抜いて10位、1ポイントを獲得した。F1 Duelsではベアマン対ヒュルケンベルグが両部門とも1–0となる。
選手権への影響
ノリスはフェルスタッペンとの差を3ポイント縮め、残り7戦で59ポイント差(313対254)となった。より大きな変化はコンストラクターズ選手権で、マクラーレンが476対456でレッドブルを抜いた。週末のすべての判定はアゼルバイジャンGPの対決ページにある。